北と日記

大学院生の多趣味奮闘日記

【塔ノ岳~丹沢山】湘南の町を見下ろしながら丹沢の代表格へ

 紅葉の見頃はあとちょっと、という感じですね。

 この日は天気がよく、少し霞みかかっていましたが視界は良好。江ノ島を見下ろす構図で撮りました。湘南の町、好きです。

 
Shonan


Mt. Fuji
 

山行記録


△塔ノ岳~丹沢山 日帰り登山

2017/10/27

コース:大倉尾根~塔ノ岳~丹沢山 ピストン
自宅出発(4:30)⇒大倉バス停(7:03)⇒見晴茶屋(8:00)⇒駒止茶屋(8:30)⇒堀山の家(8:50)⇒花立山荘(9:45)⇒塔ノ岳(10:20)発11:00⇒丹沢山(12:05)⇒塔ノ岳(13:15)発14:30⇒堀山の家(15:15)⇒駒止茶屋(15:30)⇒見晴茶屋(16:10)⇒大倉バス停(17:20)


コースタイム:10時間17分( ◠‿◠ )」オウ
休憩時間:60分

水の消費:2.1 L

メンバー:1人(単独登山)

 単独登山デビューしました。他の登山ブログを見たりして、わいの初の単独登山は谷川岳やろなあ……と思っとりましたが、成り行きで丹沢になりました。

 上記のコースタイムは正直参考になりません。というのも、時間を忘れて山ではしゃぎすぎたり、なぜか途中休憩をしなかったり、疲れて気がついたら全然違うコースを歩いていたりした結果、特に復路においてペース配分が乱れに乱れ、タイムロスもすごいことになったからです。

 丹沢じゃなかったらヤバイことになっていました。

 ここ近日、最後に山登りをしたのは一ヶ月前の岩木山八甲田山。今月は台風ばかりで週末がずっと雨で、どこにも遊びに行けぬままフラストレーションが溜まりまくり、大爆発した先にあったのが塔ノ岳、丹沢山だったのですが、正直別の山にしたらよかったです。大倉尾根しんどすぎィ!

 この日の歩行距離ですが、29 kmになりました。うわーっ。29 kmって言うたら約日本橋~横浜間の距離です。ヒェ~www


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 オレのあいぽん内蔵のアプリが歩行距離を示す…… ☝

 人生の中で四万歩も歩いたのはハイハイを初めて以来ですね。赤子の頃に戻った気分です。

 当日の服装ですが、インナーにmont-bellのジオラインを上下着込んでいましたが、これがまた失敗しました。暑すぎる。おかげで坂道では汗がダラダラ、足りると思っていた水がぜんぜん足りないという事態に。そして脱水症状だか筋肉疲労だかで足が吊った


旅の記録

1.大倉尾根~塔ノ岳


 早起きをして、始発の電車に乗り、新宿駅経由で渋沢駅で下車。うかうかしていると通勤ラッシュに巻き込まれますからね。大倉尾根入り口までのバスは、渋沢駅の北口から出ています。

 渋沢駅への訪問は今回で二回目です。前回はここの近くにある鉱山跡に行って、黄鉄鉱を観察したりなんやかんやと。近辺の地理にはあまり詳しくありません。駅構内にスーパーがあって、確か朝早くには開いてなかった記憶があります。

 当日は平日でしたので、登山客も少なかったです。


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 少なかったです。

 バスに乗ること約十五分、すぐに大倉バス停に到着します。


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 ああああああああああああーーーーーーーーー!!!!!!! 快晴だ!

 雲ひとつ無く、朝日が眩しいです。清々しい。バスの中でおばあちゃんが「気持ちィわねぇ(*´θ`*)」と連呼していたのが印象深いです。しかし、秋が深まるにつれて、日照時間はどんどん短くなっていきますね。


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 バス停はロータリーのようになっていて、ビジターセンターと、トイレがあります。バスを降りた四分の一ほどの人がトイレに吸い込まれていく。僕もここでおしっこ!!!をしてから、登山届に情報を書き込んで、いざ出発。ユクゾッ

 とは言っても、大倉尾根の入り口までは600 mほど北に歩かなくてはいけません。民家や畑を横目に見つつ進んでいくと、やがて林道に突き当たります。


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 大倉尾根の入り口は針葉樹林帯になっており、見通しの良い道が続きます。時折このような林を「生気のない林」として、苦手とされる方もいますが、自分はそれほど嫌ってはいません。見通しが良いので野生動物とのばったり遭遇を回避できるからです。


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 針葉樹林帯を進んでいくと分岐がありますが、大倉高原山の家を経由して行くことに。正直言えば、分岐があることをここで初めて知りました笑 そして、地図を確認しないまま先に進んでしまいました。あれ? 大倉尾根って途中に分岐あったっけ? ま、いいか。という感じで。

 よくありません。

 結果論を言えば、分岐を右に進もうが左に進もうが、合流地点までの距離に大した差異はなかった(らしい)のですが、ほとんどの人は直接雑事場に向かっていました。やっぱり遠回りなんじゃあ……。それに、平日だと山の家は開いていません。

 それほど遠くない道を行くと、山の家に到着しました。展望もよさげです。お金を払えばここで水も補給できます。


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 うーん、向こうに町が見える。あちらは伊豆の方かな?

 伊豆といえば、去年の6月に金入りの水晶を拾いに行ったことがあります。あれっきりビーチコーミングはしてないのだけど、またやりたいですね。三浦半島とかオススメです。ビーチコーマー結構います。

 山の家を越えるとまた林。最初は平坦ですが、ここから丹沢名物階段地獄が始まります。大倉尾根は、ひたすら階段、平坦、階段の繰り返し。これ紅葉シーズンじゃなきゃ心折れてるよね。

 丹沢が光り輝く季節は新緑の季節か、紅葉シーズンだという話をどこかで聞きましたが、暖かい時期だとヤマビルがいます。自分はまだ遭遇したことないですが、こいつはやっかいで、吸い付かれても気が付かない上に、傷口の出血はなかなか治まらないと聞きます。


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 麓の方は、紅葉はまだまだといったところ。やはり11月中旬あたりが見頃でしょうか。


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 駒止茶屋に到着しましたが、この辺りで丹沢に登ったことを後悔し始めました。周りの人たちは休憩をとらずに登っていきます。でも、三時間も登りっぱなしになるのだから、どこかで休憩をするのでしょう。

 尾根道は階段ばかりではなく、木道もあります。自分は階段の坂道よりも、木道の坂道の方が得意です。


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 堀内の家に到着。看板によるとフルーツゼリーを始めたらしいです。おいしそう。値段は300円。食べたくても平日はお店は開いていません。麓であらかじめ買ってきて食べましょう。


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 堀内の家のベンチから、世界遺産アイツがお出迎え。小耳に挟んだ情報によると、昨日(27日)時点ではまだ/^o^\は頂きに雪を被っていなかったみたいです。たしかに、よく見ると中途半端に雪を被っている。

 ここで頑張って写真を撮らなくても、もっと見通しの良い場所でフッジサーンを見ることができます。なのでここは先へと急ぎます。


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 ようやく、頭上の木々に少しづつ色付きが見られるようになりました。結構な高さを登ったということなのか。しかし、まだまだ尾根は続きます。バカ尾根の名に相応しく、広角レンズに納まらないを地で行く尾根の長さです。早く山頂に着きたい……。オウッオウッ


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 ( ՞ਊ ՞ )┸┓ワァーあああああああああああああああああああああああああwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww(坂道がしんどすぎて頭がおかしくなるの図)


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 お花だ!!


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 ここにも!


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 レロレロレロレロ!!! レロレロレロ!


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 展望が開けた時点で、丹沢に咲く花もちらほらと見られるように。花についてはあまり詳しくはないですが、高山植物は日当たりの良い場所、例えば森林限界より上にたくさん生えている印象があります。樹林帯ではあまり花らしい花を見かけることはありません。ギンリョウソウ等を除いて。

 この日見つけたのは、フジアザミ、リンドウ、あと一つ、写真の白い花がわかりません。調べてみると、リュウノウギクか、ハコネギク。同定では葉の形も判断材料になるんですね。今度から写真を撮る時は全体像をわかるようにしましょう。
丹沢で見られる花

 ところで、花立周辺で展望が開けるのは、登山者の影響による裸地化が原因とのこと。


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 ここまで来ればあとちょっとです!


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 到着です。予定よりも少し遅れて、塔ノ岳に到着しました。


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 山頂には尊仏山荘があり、宿泊や食事ができます。500円でポカリやコーラが売られていて、水分補給も可能です。塔ノ岳の近くには水場がありますが、300 mほど距離が離れています。次の目的地である丹沢山へ向かう方向とは違うので、正直そこまで水を汲みに行きたくない。

 丹沢山に向かうのですが、ここに辿り着いた時点で水も尽き、体力も限界だったため、予定を変更してお昼休憩をすることにしました。尊仏山荘で甘酒を売っていたので飲むことに。いいゾ~。久しぶりに飲んだぞ。


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 山頂で三脚を立ててパノラマ写真を撮ることが半ば儀式化されてきました。

2.塔ノ岳~丹沢山


 塔ノ岳で昼食を食べた後、時間もそれほどないので丹沢山へ向かいます。塔ノ岳山頂から北に向かって稜線を歩きます。片道約1時間ほどの距離ですが、それなりにアップダウンがあります。


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 グワーッ! 階段だーッ! アーッ

 大倉尾根とは異なり、ここの稜線は視界が開けて歩くのが気持ち良い。東北の山とは違って、丹沢の登山道は笹で覆われています。

 東の方角には/^o^\が見えます。この時間帯になると、少し大気に霞がかかり、遠くの景色をはっきりと見ることができなくなってきます。しかし、相変わらず雲ひとつない快晴の中、稜線歩きが続きます。

 塔ノ岳から丹沢山に行く登山客は少ないようで、途中、数名とすれ違っただけでした。

 
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 丹沢山に到着です。もうそろそろ歩くのがしんどくなってきました。

 丹沢山の看板には日本百名山と書かれていますが、正確には、深田久弥氏が百名山に選定したのは丹沢中央部の山塊であり、丹沢山はその代表格の山ということです。もし、丹沢を制覇したいのであれば、最も標高の高い蛭ヶ岳に登らなければいけません。

 しかし、今回は時間も体力もないので、丹沢山で折り返し、塔ノ岳に戻ります。蛭ヶ岳はまたいつかの機会ということで。もし行くとなれば、1泊2日での山行が必要でしょう。世の中には檜洞丸から蛭ヶ岳丹沢山、塔ノ岳の縦走を1日でこなす人もいるようですが。


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 お花だーっ!!

 塔ノ岳に戻った時点で時刻は13時過ぎ。稜線で動画を撮ったり写真を撮っていた割には、タイムロスも少なく、コースタイムは順調です。この時刻でも後から登ってくる登山者は絶えず、山頂から人がいなくなる気配はありません。

 あとは下山するだけなのですが、300 mほど尾根を下った時点で道を間違えていることに気が付きます。おそらく、疲れて看板を読み間違えたのだろうと思います。大倉尾根からバス停に戻るつもりが、ヤビツ峠の方に下ってしまっていました。▂▅▇‿◠ )オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙

 このままヤビツ峠に下ってもバスがないという事態が容易に想像できたので、やむなく塔ノ岳に戻って、大倉尾根ルートから下ることに。

 もう体力が限界なのじゃ。

 登山道に落ちていた木の枝をトレッキングポール代わりにしながらなんとか日没までに下山。

 夕方になると登山道近くに鹿が出没するようになります。一度カメラを構えようと思いましたが、これまでさんざん鹿を見たことがあるので写真は撮りませんでした。


まとめ


 これまで登山でトレッキングポールを使ったことがないし、所持していないのですが、木の枝で代用してみるとこれがなかなかの体力の節約になる。

 また、現地に行って気がついたのですが、丹沢山では熊鈴を持参している人はほとんどいませんでした。ラジオを鳴らして歩いている人が数名ほどです。

 丹沢山地ツキノワグマ個体数は約三十から四十程度で、密度的には小さいかもしれませんが、いないということはありません。過去には登山道で目撃記録があり、遭遇する可能性はありますので、一応、自分は夕方になると熊鈴を携帯して音を鳴らすようにしました。周りに登山者がいたら音は消しましたが。

 今回、ペース配分などなかなかうまくず、反省点の多い登山となってしまいました。次回の単独登山はもう少し標高を落とすかもしれません。

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