北と日記

北海道在住の大学院生のブログ

【塔ノ岳】初めての冬山登山編

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 勉強や仕事で忙しい生活が続き、溜まったフラストレーションを小田急線に爆発させに言った。渋沢駅発のバスに続々と乗り込む登山者たち。皆分厚いアウターに身を包み、ストックをぶら下げていた。初めてのアイゼンデビューだったが、装着にも苦戦せず、スムーズに登山できた。2ヶ月ぶりの山行だった。表丹沢は歩きやすく、良いリハビリとなった。

 というかやっぱり大倉尾根は長い。始めの登りはそれほどでもない。難所は、花立山荘を抜けた辺りだ。疲労のピークがちょうどあの辺りで訪れる。おまけに麓よりも階段が長い。その階段のおかげで、危ない道ではないのだが。

pliocene-coast.hatenablog.com

 今回の山行で撮影した写真の紹介は上記事で。

コース概要

大倉⇔塔ノ岳 日帰り山行

2018/2/4
メンバー:1人(単独登山)
コースタイム:7時間30分
休憩時間:90分
水の消費:2.3 L

4:50自宅発⇒7:10大倉バス停⇒8:45駒止茶屋⇒9:10堀山の家⇒10:00花立山荘⇒11:10塔ノ岳(昼休憩60分)⇒12:45花立山荘⇒13:30堀山の家⇒13:55駒止茶屋⇒15:00大倉バス停

交通アクセス

新宿方面から電車でのアクセス
小田急 新宿駅渋沢駅
渋沢駅北口バス停2番乗り場から大倉へ
往復運賃:1,760円



山行記録


 始発の電車に乗るために朝4時過ぎに起床。夜更かしが祟り、前日上手く寝付けないまま、朝を迎えてしまう。荷物は前もってパッキングしたおいたので、防湿庫からカメラを取り出して、ケースに入れるだけで準備完了。始発だと言うのに結構人が集まっているのは都会ならではか。

 天気予報では晴れだったが、バスに乗っている途中、小雨が降り出していた。GPV天気で見た空は、今の時刻、雲ひとつない予報だった。がっくりした気持ちを抱え、もし本降りにもなろうものなら、引き返すことも頭のなかに入れておく。山の中に入ると、雹に変わった。雨よりは幾分かマシだが、ザックや衣服に付着すると熱で解けてしまう。レインウェア兼ウィンドブレーカーを取り出して身につける。

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 駒止茶屋手前の坂道で、雪に足をとられ滑る。坂を登ったところで軽アイゼンを装着した。mont-bellから発売されている、定価3,000程のコンパクトタイプで、ゴムバンドを伸ばして二箇所金具止めをするタイプだ。スパイクは土踏まずの部分に当たり、つま先や踵はそのままだ。あくまで補助的なもので、雪道で踏ん張ったりすることはまずできない。これならば、もう少し予算を高めにしてチェーンスパイクタイプの方を買えばよかったのかも。

 周りを見ると、自分のように簡易タイプのアイゼンを履く人、チェーンを巻く人、八本ツメアイゼンでガチガチに攻める人等、様々だった。ここで、アイゼンを持ってきていなかった数名の登山者が引き返していった。

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 冬季だが、山小屋は営業している。小屋内に入るとカメラが曇るから、簡易的な食事や休憩は外ですませる。寒い。まともなアウターが家にないので、中を重ね着してきたが、それでも足りなかったらしい。

 甘酒やおしるこという看板が目に入る。魅力的に感じたが、余裕があったため購入はしなかった。

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 標高が上げるにつれ雪の深さも増してくる。

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 雪を被った木々は麓では見れない光景だ。何度も目を奪われる。

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 冬は、動物の足跡がはっきりとわかるので面白い。転々と残っていた足跡を撮ってみた。わかりやすいように明度は下げてある。歩き方がうさぎのものにそっくりだ。

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 こちらは鹿?

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 今回、お昼は頂上で食べたが、カップ麺に使うお湯がなかなか湧かずに大変困った。30分以上点火しても、60度くらいにしかならない。冬はこんなものなのか? 中途半端な温度で湯を注ぐと、スープは飲めても麺がまずくて食べれたものじゃない。キャンプなら時間をかけてもいいのだが。今後は、カップラーメンはやめてスープを飲もうと思った。

 秋の登山では丹沢山まで足を運んだが、今回は止めておいた。あちらはあまり往来がなさそうなので、雪も深いだろう。おかげで、前回のように疲弊することはなく、順調なペースで下山することはできた。

 アイゼンのゴムバンドが途中で外れた。怖い。構造も簡易的なので、その場にしゃがみ込めば簡単に直せる。坂道の途中で外れてしまったが、片足でも滑らずに移動できた。アイゼンすごい。簡易なものでも侮ることなかれ。

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