北と日記

大学院生の多趣味奮闘日記

鍋割山日帰り 本州でのラスト登山に臨む

事の経緯


 今月末に北海道へ引っ越すことになった。かねてより、本州最後の思い出として、「本栖湖でソロキャンをもう一度」を考えていた。しかし、日程の都合がどうしてもつかなかった。予想を越して、引越し作業は大変だった。その上、購入を予定していたHPのPCが、初期不良及び梱包時に汚れがひどい状態で送られてくるといったトラブルもあり(Twitterでさんざん文句を言った)、対応のために家に居なくてはならない状況が続いていた。

 東京には早くも春が訪れている。Web等の情報によれば、奥多摩の融雪が始まり、丹沢では既に雪が融けているとあり、アイゼンなしの山登りも可能だった。天気の方も問題はなかった。そこで、今回は、写真屋さんであるUETAさんに声をかけ、前回は天候のために中止となった登山オフ会のリベンジを果たした。


@UETAさんホームページ
意識低い系男子

@インスタ
Koki Ueta (@kokiueta) • Instagram photos and videos

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 ズッ友だょ...。とか言いたくなるような写真。

コース概要

大倉⇔鍋割山 日帰り山行

2018/3/12
メンバー:2人(単独登山)
コースタイム:8時間
休憩時間:120分
水の消費:1 L

4:50自宅発⇒8:00大倉バス停⇒9:30二股⇒10:30後沢乗越⇒11:30鍋割山(昼休憩60分)⇒14:00後沢乗越⇒15:00二股⇒16:00大倉バス停

交通アクセス

新宿方面から電車でのアクセス
小田急 新宿駅渋沢駅
渋沢駅北口バス停2番乗り場から大倉へ
往復運賃:1,760円



山行記録


 鍋焼きうどんは脳にいいんですよ。偉い学者さんも総理大臣もそう言っています。その中でも特に、登頂した時に食べる鍋焼きうどんは格別に脳の栄養源になると言われています。醤油ベースではなく味噌やキムチベースにして欲しい。因みに、今まで食べた中では、初のソロキャンプでガスバーナーを忘れた時に食べた山梨県ほうとうがマイ・ベスト・鍋焼きうどんでした。

 UETAさんは今回初の本格的な登山だということで、鍋割山を選んだのはよかったと思う。問題があるとすれば、バス利用者の我々は必ず林道を通らないと二股まで行けないということがあった。よく知られているように、林道は1時間40分も歩かなくてはならないどころか鳥も花も起伏も何もないただの道って感じで、初めてでこんな場所に連れて行かれたら、自分だったらブチ切れるだろうなと思っていた。

 今回の装備は、めちゃくちゃ軽装だった。自分はアウトドア用品の殆どをダンボールにパッキングし封をしてしまっていたから、リュックにカメラとブロワーと本を突っ込んだだけで、後は何もなかった。UETAさんの方は、でかいレンズとカメラと三脚の重みで一体何キロあるんだって感じ。背負ってみた感覚だと、10 kgは間違いなくあった。

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この後彼は死んだ。

 このため、山頂まで水を運ぶ余力は我々にはなく、申し訳ないが水はノータッチでスルーした。オラ、次登りに来る時は三倍(さんべえ)にして登っからよ……三倍水増し増しだ。しかし、高校生くらいの集団や団体の登山者が登りに来ていたから、この日も結構な水が頂上へ運ばれたに違いない。ちらりと見た感じ、前回のように灯油19 kgとかはなかった。

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 普段使わない広角レンズを持ち出している。このレンズの特徴は最近なんとなくわかって来たが、コントラストがかなり強く写るので、ピクチャースタイルは風景に設定する必要はないかもしれない。次回からは、クリア若しくはビビットにしてみようかなと思う。最近、これよりも広角か望遠で新しいレンズを購入したい。

 UETAさんはスナップメインのプロの方だから、撮り方や話を聞いているととても参考になる。というか今回登山届けを書く際初めて知ったが、年齢は自分とタメだった、ヒエ~。

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 広角レンズだと、こんな感じで木がウ゛ァッと伸びている写真が撮れる。これよりさらに広角であれば、もっと多くの木をフレーミング出来る。このフレーミングが難しい。画が広角だからどれも同じような絵になってしまいがちだし、「写真は引き算」のような考え方ができない。10 mmだとものすごい世界になる。登山に持ってったのは21 mmのレンズで、これ以下のは今は持っていないが、欲しいんだ!(*^○^*)

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 鍋割山は初心者向けの山だが、慣れていないと登りは結構辛いと思う。尾根を登っても、体力の減りが前と比べて少なくなっており、登山に慣れてきているなと実感した。期待していた草花は登山道になく、やっぱりそういうところは尾瀬や東北の山のほうが魅力的だなあと思う。コースタイムとほぼ同じくらいの時間をかけて山頂に着く。快晴の予報だったが、薄いガスや遠くの方では雲がかかったりしていた。このため写真の背景は抜けが悪い。ところどころ芝の土が盛り上がっていたのは、いったい何だったんだ。イノシシ? のような掘り返し方ではないし。

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 富士山も雲がかかっていた。雲は完全に晴れず、薄いガスが山並みを覆っていて、おまけに逆光が有り、肉眼でも薄くしか視認できない。lightroomコントラストをバキバキに上げてやっと見れるレベルだ。

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 昼食を食べていると、親切なご夫婦の方にみかんを貰った。とても甘くて美味しかった。こういう時にお返しができるように自分もなにか持っていきたいと思う。

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 下山。途中で稜線によったりする。帰り道は西日になり、どちらかと言えば写真映えする風景が見れる。しかし、丹沢は結構撮影スポットが少ない印象。

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 川の水の水量が増えていた。というのはたぶん、日中に融けた地中の水分が地表に染み出したからかもしれない。本格的に春が来ているらしく、時の流れの速さに絶望感を抱かざるを得ない。昨日まで冬だった気がする。これから本州の山は春の花が咲き始めるだろうから、少し楽しみ。

 帰りの林道は案の定だるく、無言で闊歩した結果1時間のコースタイムでバス停に着くことができた。その後、新宿でラーメン屋に行ったあと、解散。また一緒に登山しましょう。お疲れ様でした。

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